Manoel Salvador Protázio de Abreu

 
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基本情報

農園名

Sítio Alto Querobim アルト・ケルビン農園

生産者 Manoel Salvador Protázio de Abreu マノエル・サルバドール・プロタージオ
生産地

エスピリット・サント州 エスペーラ・フェリース市 フォルキーリア・ド・リオ集落

カパラオ地域  

標高 1,300m
農園面積

総面積:6ヘクタール       コーヒー栽培:3ヘクタール

精製方法

Palped Natural

ロット数

2Bags/60kg (20kg×6袋)

品種

Catuai Vermelho カツアイ ベルメーリョ(当ロット)

栽培品種  カツアイ・アマレーロ、カツアイ・ヴェルメーリョ
生産量 45袋/60kg(精選前) 約27袋/60kg(精選後)
 
 
 

20kgメタル袋

 

 

 

マノエル・サルバドール・プロタージオ・デ・アブレウは、ネウ【の愛称】で知られている。1976年7月11日生まれの39歳、エスピリット・サント州ドーレス・ド・リオ・プレット市に位置するフォルキーリャア・ド・リオの集落における古くからの五家族の一員である。

彼の名前は、父方の祖父マノエル・サルバドール・プロタージオ・デ・アブレウ爺さんに因んでいる。マノエル爺さんはポルトガル生まれで、若い時、リオ・デ・ジャネイロ州のカンタガーロに着き、ブラジルにやって来た。自分自身で所有できる自由な土地を求めエスピリット・サント州を目指し、そこ【カンタガーロ】を発ち長い旅についた。フォルキーリャア・ド・リオの集落で彼の旅を終え、現地生れのマリア・ジョアナ・デ・アマラル婆さんと結婚し、森林地帯に住むことになった。住んでいた家は、その地域で伐採された木材で建てられ、家の敷地内や地域の道などで野生動物と出くわすことが当たり前であったと、ネウは語る。フォルキーリャア・ド・リオで何年の後、ネウと同様に、ネルの両親は生まれ育った。

 

 

 

 

 

彼の祖父母の主な経済的活動は畜産であった、しかし一族の中でコーヒー栽培は1世紀近くになる。1925年頃、斧で森林を切り拓き、そこでコーヒーの生産を始めた。その当時の農場の事情は【現在と】異なっており、コーヒーにしろ全ては自家使用のために植付けられていた。外界とは非情に孤立して生活していたし、集落の外への商品の売り買いは難しかった。当時その場所には電気もなく、唯一農場の外で求めたものは、塩と灯油であった。

彼の両親や祖父母同様に、ネウはコーヒー栽培を継ぎ、彼の本業として25年になる。

   

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コーヒーの栽培を始めた時、一番の難題は、雨季になって彼のコーヒーが熟してしまうことであった。当時は今よりも多くの雨が降り、コーヒーを乾燥させる覆いのある乾燥場もなく、過度の水分がコーヒーの粒の価値を低下させていた。乾燥時の過度の水分は、コーヒーを発酵させることがあり、好ましからざる味を引き起こし、価値を低下させる。

マノエルがクオリティコーヒーに目覚めたのは、2006年、インカペル(エスピリット・サント農村開発技術援助調査協会)の2人の技師が、一台のコーヒーの皮剥き機をフォルキーリア・ド・リオの集落のために手に入れてくれた時である。コーヒーの皮むき作業は、熟した豆と、未成熟豆(低級のコーヒー豆)や青味を分け、コーヒーの特徴的な味と香りを与える丁度よい成熟状態の豆のみにするので、品質を向上させる。

去年2015年になってネウは地域の品評会に参加した。賞は逃したものの、彼によれば彼のコーヒーに対する品質への探求心に火をつける良い評価であった。

労働力は家族である。ネウの奥さんと息子達が収穫後の皮むきと乾燥をする間、ネウは兄弟と交代交代で収穫作業をする。

同じ時期に全ての豆が熟す耕地では摘取機で収穫されるが、バラバラに豆が熟す場所では、収穫を分けて行う。つまり、より熟した豆を注意深く選びながら、一粒ずつ摘み取る。熟した豆を摘み取り、青実は適度に熟すまで畑に置いておくため、収穫は同じ植付場所で3回行う。

収穫後は豆を皮剥き機に通す。コーヒー豆が雨に濡れるというネウが過去に抱えてた問題を解決するため、家族で最近施工した覆いのある乾燥場で乾燥される。

また豆は、それぞれのマイクロ・ロット毎の香りと味の特徴を確認し、収穫日や耕地内の圃場の違いにより、別々の袋に分けられる。

除草する場所では、土壌をそのままにし、地中の肥料や養分が流亡しない様、コーヒーの畝間の下草を刈り取るだけである。実が熟す前、作業を容易にする為に、年一回のみ、除草剤が散布される。また施肥は、コーヒー園が最適な養分の状態になるよう、年に一度の土壌分析に従い行われている。

ネウは、ブラジルの環境法による規制を意識してではなく、環境保全に気を遣う。水源の周りには動物を飼い、生産活動は行っていない。彼の所有地の半分は森林のままとしている。

 

 

ネウよれば彼の幼少時は大変であった。なぜなら6人の兄弟がおり、彼の父は酷い喘息の発作があった。その為、家計を支える為に彼らは働かなければならなかった。また15歳の時、農薬中毒になり10日間、病院にいたが、あの当時は 病院へのアクセスや治療はとても不十分だった。16歳の時、一家の家計においてコーヒー園は大きな飛躍をとげ、彼らは約3ヘクタールを開墾した。

ネウは子供の頃から決して町を好きになれなかったし、僅かながらの土地を買う夢をもっていた。彼は徐々に家族に対する僅かながらの快適さを手に入れきたし、コーヒーは、そのチャンスを与えてくれたと語る。子供達に於いても彼の夢は実現できたと確信する。例えばクリスマス・プレゼントを彼らに与える機会が出来たように。

スペシャルティ・コーヒーの領域は、彼が意見を述べるには、まだ非常に未開の分野であるとネウは思っている。しかしながら、市場は一般的に非情に不安定ながらも “もし供給と価格が良好に続けば、生産の余地はある” と彼は思う。良い点は、現場での仕事や収穫後の工程で、農業生産者は良いコーヒーを生産する為により多くの知識を身に付ける必要があるし、コーヒー栽培に関する仕事の質の向上が、クオリティコーヒーの評価につながる。さらに場所が狭い方が、品質の良いものができて、利益も大きい。つまり、量より質である。

 

味覚特長

 

 

 

 

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1)      農場概要

 農場名称: コヘーゴ・サン・グレゴーリオ農園

市: ドーレス・ド・リオ・プレット

州: エスピリット・サント

所在地:フォルキーリア・ド・リオ集落       

標高: 1,200メートル前後

総面積:  6ヘクタール       コーヒー面積:2ヘクタール

コーヒー品種:カツイア・ベルメーリョおよびカツイア・アマレーロ

 

2)      農場概要

農場名称: アルト・ケトビン農園

市: エスペイラ・フェリス

州: ミナス・ジェライス

所在地: フォルキーリア・ド・リオ集落       

標高: 1,300メートル

総面積:6ヘクタール      コーヒー面積:3ヘクタール

コーヒー品種: カツイア・アマレーロ カツアイ・ベルメーリョ

 
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