José Alexandre Abreu de Lacerda

 
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基本情報

農園名

Forqulha do RIo フォルキーリア・ド・リオ農園

生産者 José Alexandre Abreu de Lacerda ジョゼ・アレッシャンドレ・ラセルダ
生産地

エスピリット・サント州 ドーレス・ド・リオ・プレット市 フォルキーリア・ド・リオ集落

カパラオ地域  

標高 1,000〜1,450m
農園面積

総面積:27ヘクタール       コーヒー栽培:12ヘクタール

精製方法

Palped Natural

ロット数

3Bags/60kg (20kg×9袋)

品種

Catuai Vermelho カツアイ ベルメーリョ(当ロット)

栽培品種  カツアイ・アマレーロ、カツアイ・ヴェルメーリョ、カパラオ・アマレーロ
生産量 540袋/60kg(精選前) 約270袋/60kg(精選後)
認証 セルチフィカ・ミナス認証を取得
 
 

20kgメタル袋

 

 

 

生産者のジョゼー・アレシャンドレ・デ・アブレウ・デ・ラセルダは、ミナス・ジェライスス州との境に接するエスピリト・サント州ドーレス・ド・リオ・プレット市に所在するフォルキーリア・ド・リオと言う集落で、古から知られているラセルダ家の一人のメンバーである。彼はそこで生まれ育った。

Afonso Donizete Lacerda(アフォンソ・デニゼッチ・ラセルダは兄弟であり、他のロットで生産者として紹介しており、厳密には農園内を区画分けしているが、基本的に一緒に経営している。

彼の高祖父はポルトガル人で、ポルトガルからエスピリト・サント州ヴィトーリア港を経由し6ヶ月の旅を経てブラジルのフォルキーリア・ド・リオに辿り着いた。現地で生まれ育った彼の高祖母と結婚し、今日のラセルダ家が在る。

 

 

 

 

 

現在でこそ、この地域はコーヒー園が多い地域であるが、当時コーヒー樹は一本もなく、ジャガイモ、タマネギ、トウモロコシなどの栽培や畜産などが営まれるのみであった。ラセルダ家は、60年程前、“ネリーニョ爺さん”と親しく呼ばれていたジョゼー・アレシャンドレの祖父の代に、コーヒーを始めた。当時、その地域で普及し始めていた収益の上がる一つの営農方法であったため、コーヒー栽培を選んだ。

 

一族においてアレシャンドレはコーヒー栽培で三代目になる。彼が言うには、コーヒー栽培を始めて以来、2000年〜2002年には一袋が55〜80レアイスに達するというコーヒーの価格低下、同時に当地域に於いては“Phoma sp.”と呼ばれる糸状菌による病害の蔓延で、一家は土地の一部を売り、他所の土地を買わざるを得ないという大きな難局に直面したが、幸いなことに数年後、病害は治まり、再びフォルキーリア・ド・リオだけでコーヒー栽培を再開することが出来た。

 

高品質のコーヒー栽培を目指し始めたのはアレシャンドレの代からで、当農園における営農形態は、一層の品質改善とスペシャリティ・コーヒー成功の秘訣でもあるとアレシャンドレが確信する完全な家族経営である。“6年前、圃場に於いてや収穫後の作業で働いていた人たちは、今現在も続けて働いており、共に学び、より多くの知識を蓄えコーヒーの取扱いに活用している。”その他、収穫や収穫後の人手不足は、コーヒーに適した方法でうまく立ち回り克服している。現在、アレシャンドレと一緒に、兄弟2人と義理の兄弟が収穫に参加している。収穫後は彼の姉妹、義理の姉妹、そして妻のクラウディアナが働いている。クラウディアナは午前中は学校の用務員として働き、午後はコーヒーの仕事に専念している。アレシャンドレには子供が2人いる。まだ幼いアナ・リヴィアと、現在就学中であるが時々農園の仕事を手伝う若者ヴィートルである。

   

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収穫から乾燥までの過程でコーヒーの取扱い方は、周辺のコーヒーの取扱い方とは少し異なる。収穫期の始めには、木にまだ未成熟豆がある為、一粒一粒、熟成した豆だけを選びながら手作業で収穫する。その後、大方のコーヒー豆が熟した時点で、摘取機での収穫を行う。

また各耕地での一連の収穫が行われる収穫期間においても、各所での熟した時期や品質の履歴に従い、アフォンソにより慎重に選別され、耕地ごとに小ロットに仕分が行われる。

この様に、各コーヒーロットの特徴を確認しながら、別々に収穫され、最適に熟した豆が集められる。

発酵や味の汚れが出ない様、乾燥過程では、突発的な雨からコーヒーを守り、風通しを良くするため、従来の開放型の乾燥場の他、覆いを設けた干棚で乾燥が行われる。

これらの設備は、品質改善の為に最初試験的につくられ、今では小ロット生産の過程で活用されている。

農薬は使わない。 “Phoma”が蔓延した当時を除き、高い標高が関係し害虫による問題は発生していないからとアレシャンドレが言う。そして“天国の上”に住んでいるのだと彼は冗談をとばす。

除草剤は、それぞれの圃場に年一回と、雑草の生えやすい新植のコーヒー園に使用するのみである。古いコーヒー園は除草機のみでコントロールする。アレシャンドレ氏と彼の家族は、国立公園の近辺地域に住み、まさにそこで自然環境の回復と保全を担っていると彼は言う。

父親の代では、あまり注意を払っていなかったし、環境保全の必要性を人々が訴え始めた時には驚きを覚えたが、実践に移すのは非常に簡単であったと彼は説明する。

急傾斜地の新植や原野での収穫は困難であったけれども、色々な意味で変化に対応することにはポジティブであった。そのおかげで、今では彼らが植林した環境保全地域において、蜂が集める花蜜での蜂蜜生産により特別な収入を得ることもできている。

農園を訪れる人々は、そのような家族の努力を理解してくれ、アレシャンドレは更なる満足を覚えながら働いている。彼の一族はまた、IFES (エスピリット・サント連邦院)と関係のある新しい技術コンサルタント会社“Caparaó Jr”の助言を受けている。

 そして自分の時間を割き、これら連邦院などの高品質コーヒーの研究に参加している。

 

 

アレシャンドレは、品質向上の為、農場視察を行ったり、収穫、収穫後の作業、コーヒー鑑定などを含む、各種分野での自己啓発のための講習に参加している。

またコーヒー抽出の技術を身につけ、ブラジルの有名なコーヒーショップにコーヒーを納品しながら、この様なネットワークに共感する顧客とコンタクトを持ったりしている。

一族がスペシャルコーヒーという課題に向き合い、この手の生産に専念し始め、長年に渡り知識を蓄積しながら、徐々に適切な品質への取扱と結果にたどり着いたのは正に2010年からであった。

以下の種々の品評会で賞を獲得した

品評会

形式

順位

2010

ムリアエ市マッタス・デ・ミナス地域

非水洗式

水洗式

1位

2011

ムリアエ市マッタス・デ・ミナス地域

水洗式

1位

2012

ムリアエ市マッタス・デ・ミナス地域

非水洗式

水洗式

1位

マッタス・デ・ミナス地域

水洗式

1位

ミナス・ジェライスス州

水洗式

1位

全国

水洗式

1位

2013

ムリアエ市マッタス・デ・ミナス地域

水洗式

1位

ムリアエ市マッタス・デ・ミナス地域

非水洗式

1位

ムリアエ市マッタス・デ・ミナス地域

水洗式

2

2014

ムリアエ市マッタス・デ・ミナス地域

非水洗式

水洗式

1位

マッタス・デ・ミナス地域

水洗式

1位

ミナス・ジェライスス州

水洗式

1位

全国

水洗式

2

2015

ムリアエ市マッタス・デ・ミナス地域

水洗式

1位

全国

非水洗式

1位

 

味覚特長

 

 

 

 

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 現在、スペシャルコーヒーの専門家として、アレシャンドレは高品質のコーヒー生産は、後戻り出来ないものと思う、なぜなら、この世界に入った瞬間から、更に改善したい、消費者に更に良い品物をオファーしたいという気持ちになったからである。“私のビジョン、私の夢は、より良い品質の物を興味を持つ消費者が増え、この手のコーヒーを生産をするコミュニティが増えることである”

学生時代、アレッシャンドレは、父を手助けする為、学校から直接コーヒー園に行っていた。同時にコーヒー栽培に魅了された。“牛と動きまわるよりは、じっとしてコーヒーをいじる方が好きだった”彼は大学教育を受けていない。この地域では高校卒業後に学業を継続する機会はなく、勉強するには他の地域へ行かなかればならず、彼はそれを望まなかったと語る。彼の幼少や成長期を思い返す時、当時の夢はかなえられなかったと彼は考えるが、それでも今を生き、選択した人生は幸せである。コーヒーは家族を養うための十分な収入面での見返りをもたらし、またコーヒーを通じて多くの友情を築けたとアレッシャンドレは思っている。

“私は子供の頃サッカー選手を夢見た(全ての子供達がそれを夢見るように)、その夢を、この集落のチームの中でプレーして実現した(笑みを浮かべ)”と締めくくる。

  今日ラセルダ家は、エスピリト・サント州とミナス・ジェライスス州を隔てるリオ・プレット川を挟んで2つの農地を所有する。一家の最初の農場はアフォンソの父より受け継いだものや、兄弟の相続分を買い取ったものであり、二つ目の農場は、アフォンソと二人の兄弟で買い取ったものである。

農場名称:ペドラ・メニナ農園

地域:ミナス・ジェライス州・エスペイラ・フェリス市・フォルキーリャ・ド・リオ集落      

標高:1,000〜1,450m

農園総面積: 20 ヘクタール       コーヒー栽培面積:18 ヘクタール

生産量:360袋

栽培品種:カツアイ・ベルメーリョ、カツアイ・アマレーロ、パラオ・アマレーロ

証明書:セルチフィカ・ミナス認定

 
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