Nilton Gonçalves de Carvalho

 
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基本情報

農園名

Sucesso スセッソ農園

生産者 Nilton Gonçalves de Carvalho ニウトン・ゴンサウヴェス・デ・カルバーリョ氏 
生産地

ミナス・ジェライス州 エスペーラ・フェリス市 サン・ドミンゴス

カパラオ地域  

GPSでの位置:南緯20度31分49.5秒  経度W 41° 51' 21,4"

標高 1,188m
農園面積

総面積:7ヘクタール       コーヒー栽培:6ヘクタール

精製方法

Pulped Natural

ロット数

4Bags/60kg(20kg×12袋)

品種

Catuai Vermelhoカツアイ・ベルメーリョ(当ロット)

栽培品種 カツアイ・ヴェルメーリョ
生産量 120袋/60kg(精選前) 約60袋/60kg(精選後)
 
 
 
メタル20kg袋
 

 

 

ニウトン・ゴンサウヴェス・デ・カルバーリョは、今クオリティー・コーヒーを栽培している彼の農園からそれ程遠くないジヴィーノ・デ・カランゴーラで生まれた。ニウトンは、彼の家族と共にジヴィーノの隣町のサン・ドミンゴスと言う小さな村に遊びに来ていた。彼が寝泊まりしていたサン・ドミンゴスにある農場の地主に薦められ、2003年の終わりごろ、その中の一部の土地を買う決意をした。

サン・ドミンゴスは水が豊富な上、土地も肥沃で、害虫もいなかった。その他にも面白味のない歩合制での生活にニウトンが見切りをつけるのに良い機会でもあった。その結果として、家財道具を持って引っ越した。

彼の両親や祖父母もまた、町から近いその地域で生まれた。父方の家族はマニュサウ出身で、ニウトンはマニャサウでの子供の頃、彼と彼の兄弟は、小さな缶でコーヒーを収穫しに行っていたことを覚えている。彼らはコーヒーを 臼で潰して、岩の上において乾燥させていた。学校へ行く前や終わった後に飲むため、そのような方法でコーヒーを作っていた。でも彼の両親は、祖父母同様に家庭内で飲用するのみにコーヒーを生産していた。収入源や仕事としてコーヒー栽培を始めたのは、ニウトンであった。

ニウトンはエジラマールと結婚し、4人の子供がいる:エジライネ、ニウマ、エジミウトンとニヴァウド。二人の娘は結婚して町の方に住んでいる。二人の息子はコーヒー栽培の仕事にずっと参加している。農園での営農は完全に家族経営で、家族は新しいことに取り組むことに厭わない。ある時ニウトンは肘を骨折し、畑仕事が出来なくなったため、彼が加入している協会でスペシャリティコーヒーついての講習に通うことに決めた。彼の家族は好奇心が旺盛で、講習の内容に興味を持った。講習で教えられたことを忠実に実行し始め、コーヒーに詳しい専門家を自分の農園に呼んだりして、仕事をやりながら、少しづつと自分たちの豆の品質が良くなっていくことに気づかされた。あの時の肘の骨折は不幸中の幸いで、今日、良い結果を招いたニウトンはと言う。

 

 

 

 

 

コーヒーの取扱い方法を変えた始めたのは、2014年や2015年と最近のことである。一つの主な変更点は、“3月に開花”するコーヒーの収穫である。彼の農園のコーヒー樹は二度の開花がある。一部が晩生【おくて】の樹で、最初に開花したコーヒー樹で既に青実が成る頃の3月になって開花する為、熟す時期が異なる。ニウトンは3月に開花するコーヒーの実は小さいために捨てていた。彼は、これらの豆を収穫するため熟すまで置き、スペシャリティ・コーヒーであることに気付いた。

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ニウトンと彼の息子達は、畑で最も熟した豆を選びながら、一粒一粒、約80%程のコーヒーを手摘みで収穫する。熟した豆のみがコーヒー樹に残った収穫の最後の時期にのみ、摘取り機を使う。 この方法で収穫する為、コーヒー豆を採るのに、それぞれの樹を4回ほど廻る。彼の家族は一緒になって、品質を保持の為、丁度よい状態になった全ての豆を採りながら、毎月コーヒー園をまわる。彼らは、それぞれの収穫で香りや味に独特の特徴や違いがあるコーヒーを、異なるロットに分ける。

施肥は、頻繁に行う土壌分析に従い行う。この方法により、コーヒー樹の最良の生育ために必要な栄養分が一切不足していない土壌へと改良される。

コーヒー園で実際に病害が発生していないので、彼らは農薬を散布しないし、すでにこの4年間、除草剤は散布していない。なぜならば、全ての蟻やその他の昆虫を駆除することは、生態系やコーヒー園を対して良い結果をもたらさないからである。 その他の方法として圃場の中のシーダーの植付である【シーダーは、ひび割れた樹皮からスパイスの香のする樹液を出すヒマラヤスギ属の樹木】。木陰がコーヒーの実を大きくするためと、ニウトンは言う。彼はまた、自然のものであれ、そうでないものであれ、圃場の中で伸びた樹木を取り除くのに抵抗があり、畑で腐食するまでそのまましている。その為、彼はコーヒーを害すると感じるものだけを取り除く。

収穫後、70%か、もしくはそれ以上の豆は、チェリーが取り除かれる。露天式の乾燥場の乾燥では雨に打たれる可能性があり、コーヒーを守る為に温室状の屋根のある乾燥場へと運ぶ。これは、コーヒーの全ての味を変えてしまう発酵のない乾燥を行うのに重要ポイント である。

今日、ニウトンは幾つかのロットのコーヒーで高い評価を既に得ている。今、彼は本当に高品質の味のコーヒーを生産し、正にクオリティー・コーヒーを確立したと思っている。彼は僅かしか収穫しないが、良品質で他より更に価値のあるコーヒーである。

彼の農園は最近“シッチオ・ド・スセッソ【=成功】”名づけられた。その理由は、これほどまでに良質のコーヒーが出来るとは、一家も考えてもいなかったからである。

 

ニウトンの幼少期は穏やかではなかった。9歳の時に父親を亡くした。その為に仕事や人生に対する教育を受ける機会はなかった。全て他人の姿を見て覚えた。

彼の家族は年金を受け取り、地域の多くの人々から助けられた。彼の父親が亡くなった時、資産目録には支払うのに充分なお金がなく、その時には土地を売らなければならなかった。やがて、若い時の彼の夢は、正に自分自身の僅かながらの土地を持つこととなった。

彼が家族から独立した時、歩合農として働いたが、農場主が来た時だけしかコーヒーを畑から乾燥場へ運べず、彼のコーヒーの品質は低下し、いつも“リオ・コーヒー”(低品質のコーヒーに使われる名称)として売るしかなかったと彼は語る。それは彼の資産状況を大変悪くさせていたが、時間をかけ多くの仕事をし、彼自身の土地を手に入れた。そして今日の安泰をもたらしたことに、彼はコーヒーへ感謝している。彼は、家や特別な事をしに町へ行くための車を持ったと話す。“アルト・デ・サン・ドミンゴス集落の中に住んでいる。それはアルト (=高い)である、しかし、それ程でもない、今ではここにたどり着くのは簡単だからだ。

 

味覚特長

 

 

 

 

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