Luiz Hervaz Lobato    Fortaleza農園

 
image01-150-205.JPG  

基本情報

農園名

Fortaleza フォルタレーザ農園

生産者 Luiz Hervaz Lobato(ルイス・エルベス・ロバット)
生産地

フェレイラス地域、サン・ゴンサロ・ド・サプカイ市、ミナス・ジェライス州

地域の通称(マンチケイラ・デ・ミナス、南ミナス)

標高 1,040M
農園面積

総面積:22ヘクタール  コーヒー栽培面積:16ヘクタール

栽培品種 ブルボン・ムンドノーボ・カツアイ黄・カツアイ赤
生産量 500袋/60kg(精選前) 約250袋/60kg(精選後)
ロット数 8袋/60kg(20kg×24袋)
品種 カツアイ赤 ※当ロット
精製  Natural
 
 
20kgメタルで輸入
 

<São Gonçalo do Sapucaí>

カルモ・デ・ミナス地域のコーヒーが有名になったのは2004年前後、当時コンサルタントとしてその地域に入ったセラード珈琲役員は「設備投資と知識が無いだけで十分に良質のコーヒー栽培ができるポテンシャルがあった。」と振り返る。

やがてその地域は世界中の注目を集める事となり、輸出量が増えていった。 やがて供給が追い付かず、技術指導をしながら徐々に範囲を広げいった。

最終的に、特別なコーヒー栽培が可能なエリアを「セーラ・ダ・マンチケイラ」と呼称し、その地域の地図とともに世界に発信している。

サン・ゴンサロ・ド・サプカイ地域は、その地図上で北西に位置し、標高の高い所では特別なフレーバーが期待される。

 

 

image02-215-335.jpg  

ルイス・エルベス・ロバットは、クオリティー・コーヒーの生産者である。彼の人生は農園で始まり、大都会で暮らし、そして今日、自らの選択により再び農村へ戻り生活している。

彼はスペイン系で、祖父が1913年にコーヒー園で働く為に移民としてブラジルにやって来た。ここに到着したときは、未開の地であり、コーヒー栽培の技術も確立されておらず、多くの苦労があった。生活や労働環境は脆弱であった。

時が流れ、彼の祖父は契約農民となり、生産高の1%を報酬として受け取れる様になった。この方法により貯蓄が出来、祖父はサンパウロ州のイタジャイに僅かながらの土地を購入した。

その農園でルイスは生れ育った。

 

 

彼は1952年12月31日生れで、彼の父親が農園を売り、サンパウロ市に引っ越すことを決心する時まで農村に住んだ。この時、彼は19歳であった。

ルイスの祖父が亡くなった時、ルイスの父親を含めた息子兄弟で農園を分割して受け継いだ。9人兄弟だったので、それぞれが相続した土地は僅かであり、コーヒー栽培での生計は立ちゆかなくなり、彼の父親は、より良い生活を求めてサンパウロに引っ越した。

都会でルイスは冶金工として働いき、今の妻であるダルシィーと結婚し、3人の息子をもった。彼は都会で単調な日々を長年過ごしていたが、いつかは田舎に戻り農業に従事したいと常に思っていた。1989年、ルイスはミナス州オーロ・フィーノの小さな農園を買った。しかし彼によればコーヒーを植えるには理想的な場所ではなかったとのことであった。標高は低く、降霜もあった。その為この農園は売却し、彼が今住んでいる、標高の高い山岳地域にあるミナス州サン・ゴンサロ・ド・サプカイの土地を手に入れた。

この頃、ルイスはコーヒーを栽培していたが、まだクオリティー・コーヒーについて聞いたことがなかったが、このコーヒーの世界を知った時、その明るい将来性を感じとった。特に彼の生産物の価値を高めるという理由で。

多くの講習会に通い、設備投資をしながら、徐々にクオリティー・コーヒーの生産を確立していった。生産手法においては、収穫とその後の処理に対して、より注意を払う方法に変更した。

発酵が過度に進むのを避けるため、毎日栽培地に入り、適期を見計らいながら実を摘み、品質を向上させた。さらに収穫後は、実をパルパーのある場所まで持って行き、熟成した実、青実(手摘みの際に混ざってしまったもの)や、枯れた実“ボイア” (低品質の可能性がある実)の選別を行う。他と異なる味や香りを醸し出すそれらの熟した実は、干し棚で空気にあて、乾燥すると共に、好ましくない発酵を防止する。その後、全てのコーヒーは均一に焙煎出来るよう、粒の大きさ毎により分ける。この分け方で、後のカッピングや等級鑑定で、夫々のロットの品質は非情に良くなる。

  

農園でルイスは、農業技師の提案に従って部分的にしか農薬を使わない。また彼は、敷地内にある自然保護区域の水源を守るとともに、水害の防止や動植物の保護を非常に重要視している。「もし自然に配慮するなら、それ自身が自然の均衡を保つ。コーヒーを受粉させるハチがいるし、害虫を駆除する鳥がいる様に...」と彼は語る。生物の多様性と自然資源の無い場所などは受け入られない。

このコーヒー・サイクルのために、彼の妻、3人の息子とその嫁、孫たち、家族全員が、コーヒーの仕事を行う。収穫期にルイスは、コーヒーの収穫を手伝ってもらうために外部の労働者と契約を交わす。

知識を追いかけることと、実践の場に活かすことで、このコーヒー家族は3年の間に、2つの農協のコンテストで受賞した。1つは地方の、もう一方はミナス地域の。

 

 
  image03-215-165.jpg

  

子供の頃、彼の生活は良かった。他の世界は知らなかったが。釣りをしたり、学校へ行ったり、農園で働いたり。必要に応じ10歳の時から彼はコーヒーの仕事をしていた。何よりもの理由は、コーヒーが好きだったからであるが。

青年となった彼は農園を大きくし、そこで働くことを夢見ていた。ルイスの家族は都会に移り住んでしまったが、何年か後、彼が田舎に戻った時、夢は実現した。サンパウロに住んでいた時、彼は何時も、農業や田舎生活を紹介する “グローボ・フラウ(Globo Rural)”というテレビ番組をみていたと。その番組は、彼の若い頃の生活の記憶を呼び起こし、大地に戻りたいという意欲を駆り立てた。

農園では多く稼ぐことは出来ないが、そこでの生活は、大地を愛する者にとっては非情によいものだ。「食べるものを植え、外部からの購入には頼らない生活。冶金工として都会で暮らしていた時には、とてもそんなことは出来なかった。」と彼は言う。

時を経て、彼は本当に田舎へ戻れた。農園で息子を育て、コーヒーを栽培しながらの家族との結束、質の高い生活に充実感を覚える。ルイスは、質の高い製品をより多く売るために考えを巡らすのが好きである。

スペシャルリティ・コーヒーは、彼の生活を向上させたほか、他を思いやる心をもたらした。コーヒー栽培とともに子供を育て、より良い車、綺麗な家を手に入れ、さらには彼の仕事自体の価値を高めることが出来た。彼のある友人が、品評会で何らかの賞を取った時は、彼は我事のごとく満足する。また彼は、多くの人々からも認知されていることも感じる。

  

1)      農園概要

  農園名: ファゼンダ・フォルタレーザ  Fazenda Fortaleza

 市:サン・ゴンサロ・ド・サプカイの São Gonçalo do Sapucaí

 州:ミナス・ジェライスMinas Gerais

所在地:フェヘイラスFerreiras

  標高:1040m

  総面積:22 ha       コーヒー栽培面積:16 ha

  栽培品種:カツアイ・ベルメーリョ、カツアイ・アマレーロ、ブルボン、アカイア

  認証:ファア・トレード、セルチフィカ・ミナス

 

2)      農園概要

  農園名:ノッサ・セニョーラ・ダ・アパレシーダSítio Nossa Senhora de Apare

 市:サン・ゴンサロ・ド・サプカイの São Gonçalo do Sapucaí

 州:ミナス・ジェライスMinas Gerais

 所在地:フェヘイラスFerreiras

  標高:1030m.

  総面積:3,2 ha      コーヒー栽培面積:3,2 ha

 栽培品種:カツアイ・ベルメーリョ
 
small01-215-215.jpg   small02-215-215.jpg   small03-215-215.jpg
※クリックすると拡大写真がご覧いただけます
 
 

pagetop