Jorge Barakate(ジョージ・バラカッチ氏)

代表農園:Paraiso(パライーゾ農園)

今日、世界を相手に良品質のコーヒーを販売できることは、初期の失敗の教訓の賜物であると考えます。
現在のパライゾ農場の栽培方法は“良品質と多収穫”を目標に、面積当たりの植付け本数を普通の植付け本数の2倍とし、たった1回の収穫で全てを収穫することを目標に栽培されているのである。コーヒー栽培において開花時期というのは果実成育均一等、大きく結果をもたらすのである。その為に潅水をコントロールすることで、樹に生理的なショックを与え、開花時期をそろえるようにしている。それにより収穫時期、収穫量にも良い結果が得られるのである。
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常に新しい栽培方法を研究しているが、新しい方法であれば、多くの問題点などもある。 しかし、コーヒー栽培を企業的に経営していく場合、先ず経費節約(特に労賃)が要求され、そのためにはこの方法を取るより考えられない、と彼は言う。しかし、植えつける本数を半分に減らした場合に特別な味になり、特別な価格で取引されるのであれば経営者として直ぐに実行することもできる。全ては消費国に目を向けて行動している。 仮に収穫されたコーヒーが他の農園のコーヒーより味が劣るのであればセラード珈琲・ジャパンは私のコーヒーを購入しない。 私のコーヒーが日本に届いた時は、私の企業経営面と品質に対する拘りの両方を評価していただきたい。
 
 

 

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この地区にはコーヒー栽培に経験豊富な労働者達がいる。十年来共に働いている労働者達が多いが、年間を通して実質的に働く期間は6ヶ月契約であり、残りの6ヶ月はそれぞれの個人的生活に利用される人たちです。その為、毎年収穫期を経て仕事が終了した次点で来年度の雇用の可能性について各人に問い合わせるのである。良い技術を持った労働者を獲得する事により、良い収穫が得られる事を信じ当農場の賃金は他の農場と比べて高く支払われている。仕事に対して指導はするが、労働者本人の経験と仕事に対する熱意が大切であると考えています。
 土壌管理には、2名の農業技師が専属し、1名は年中土譲、土質管理に従事し、他の1名は月に2回必ず来て土壌調査をしている。作物に対する肥料設計、土壌有機質、酸度調整など、常に細かく調査されている。これを行う事により、品質の良い果実と多収穫が得られるのである。常に事前に調査され、調整される事が大切である。

農場は区画別に分けられ、常に技師達が見て周り、害虫等の発生を見た次点では、その発生区を中心に薬剤散布がなされる。 断わっておきますが当然法律で定められ、輸出可能な決められた薬剤で管理します。
 農場ではその年の収穫期に入る以前に,収穫時に使用される全ての機械類の整備を必ず行っている。収穫時の機械故障を避ける為である。
収穫時の作業行程は、収穫された果実は洗浄され、脱果肉機により果皮がはずされた後、30.000㎡の乾燥場で乾燥され、その後、10台の温水乾燥機で乾燥される。この行程には日夜常勤が要求される為、交代制で従業員が勤務している。
コーヒーの品質を低下させない為、収穫より製品化までの期間を極力短くし、収穫初期の品質と収穫末の品質が変わらないように心掛けている。その為、天日場を30.000㎡と広く取り、その他必要な機械類も増やし、通常この収穫時期に150日掛かるところを100日で終了させている。良い品質のコーヒーを多く収穫するためにはそれに応じた投資は不可欠であると彼は言っている。
 コーヒー栽培に100項目の必要条件が有るとすれば、良品質コーヒー栽培には1000項目の必要条件が要求され、しかも1項目とも見逃してはならない。と彼は言う。
栽培地は霜害も少なく気候も乾燥しており、その為病害も少ないという条件に恵まれていることもあって、この農場で生産されたコーヒーの殆どは海外に輸出されている。常に消費者を中心に考えて、品質、嗜好、等に充分なる気配りを行って来た結果である。
収穫後は20画に分けられた保存庫に保存し、一年を通して消費者の要求に応じられる用意をし、必要に応じて出荷時に製品化することで、コーヒーの新鮮さを保つよう心掛けている。
 収穫期の6月に入ると潅水を止め樹上で果実が完熟するようにする事で収穫時の作業が軽減される。9月に入り潅水をする事により、開花期が統一され、それにより、均一した果実の生育による高収穫が得られるのである。潅水設備は潅水のみならず、液肥の施肥にも使用されます。

 
 
環境について
パライゾ農場は650ヘクタールの耕地に、7.000.000本のコーヒー樹を有する為、その農場の土壌保全、自然環境保護、等について充分なる注意を払っている。世界各地を旅行する事により多くの自然環境保護の知識を持ち帰り、農場に適応させ、自らも自然環境保護施設と契約を結び、農場内の従業員達の事故防止、生活環境の改善等に務めている。
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